君を自担と呼ぶ日まで
まさか、ジュニアを好きになるなんてことが自分に起こると思ってなかった。
私がジャニーズJrってこんなにすごいの?って思ったのは、一昨年の風磨くんのサマパラでSixTONESを見たとき。こんなにすごいのにジュニアなの?ジュニアってこんなにすごいの??って衝撃的だった。それまでジャニーズJrってなんか後ろで踊ってる小さい子達みたいなそんなざっくりしかイメージなかったから。
ジュニア担っていう存在も、ほんとにびっくりした。ほんとにすごいし尊敬する。自分には無理だなぁって。
だから、何の因果かSnow Manさんに出会ってしまって、好きになってからも「いやいや、好きだけど、自担とかじゃないからね~」みたいな感じでずっと言ってた。
私はデビュー組のファンで、そのグループにはっきりと「自担」って認識してる人がいるから、その人と同じくらい好きかって聞かれたらちょっと自信ないなって思ってるし。
それに、私にはどう考えても覚悟が足りない。
デビュー組だって何があるかわからないのに、その「何か起こってしまうかもしれない」可能性が高い人たちを本気で好きになって、好きです!って自信持って言うのが怖かった。
何か起こったときに、だめになってしまう人間だってことは自分が一番よくわかってる。これまでのオタク人生の中で、嫌という程思い知らされてきたから。
だから「好きだし応援してるけど、そういうんじゃないよ」って、そういうポーズを取ってたの。
じゃあ自担のいるGはどうなのかって言うと、このグループに出会ったときも、もうほんとオタクやめるこんなしんどい思い2度としたくないって思ってて、だけどどういうわけか出会って好きになっちゃったから、めちゃくちゃ自問自答した。
ほんとにそれでいい?また傷付くことがあるかも知れないってわかってる?って。
その上で結構覚悟を決めて着いてく!って決めたつもり。
何か起こってやめた!っていつか思ってしまうなら、そういう覚悟がいま決められないなら、初めから辞めておこう。決めたからには、どんなに辛くても…は言い過ぎかも知れないな、多少辛くても着いてこう。
だけどSnow Manさんはほんとに予定外に出会って予定外に好きになってしまったから。ほんとにこんなに好きになるつもりなかたったから。
ライトに好きでいられると思ってたし、そういう感じで応援した方が楽しいだろうなって思ってたから。
サマパラオーラスでの岩本さんの言葉を聞いたときも、これを受け止められるジュニア担ってすごいなって思ったしジュニアを好きになるってこういうことなんだってすごくインパクトがあった。
だから、きっとSnow Manさんの誰かをはっきりと自担と呼んだりとか、自担Gって呼ぶ日はこないだろうっていうか、そうなったらだめだなって思ってた。
だけど、そんな建前は何の意味もなかったって1月17日に思い知った。
その週は仕事が忙してくて、あんまりテレビ見たりTwitter見たりしてなくて。私は増員のニュースを駅のホームで電車待ってるときに知った。
今回のことについてたくさんの人がブログ書いてて読ませてもらったけど、日付変わった頃からざわついてたとか私はぜんぜん知らなくてのんきに普通に会社行こうとしてて、ちょうどTwitterで見かけたときに電車が駅のホームについて「えっ」ってほんとに声出たけど、とりあえず電車に乗るしかなかった。
木曜日も金曜日も忙してくて、あんまり落ち着いて情報追えなかったからあんまりピンときてなくて、悲しいとかもあんまりなくて、あーこのままなんとなく過ぎてくかも、あんまりダメージないかもって思ってた。
ほらね、だって自担じゃないし自担Gじゃないもん。本気で好きじゃなくて助かった~って、どこか他人事だった。
でも金曜日にようやく忙しい週が終わってふっと気が抜けて、帰りの電車で泣いてしまった。
だけどまだこのこときは浮かれぽんちな私のことだから、適当にテンション上がりそうな現場とか行けばすぐ忘れるでしょって思って、土曜日にご当地アイドルのライブに行くことにした。楽しかった。やっぱり大丈夫!
ってならなかった。帰り道、やっぱり泣いてしまった。
そこからはようやく事の重大さと自分へのダメージの大きさに気づいて泣き続けた。
私のことを知ってるオタク友達はわかってると思うけど、私はとにかく「グループ担」気質なところがあって、自担ももちろん大好きだけどそれ以上にグループが好き! 自担が居てもグループとして好きになれなかったり、同じグループ内に苦手な人がいたりしたらコンサートとかも行きたくないタイプ。
Snow Manさんは、もちろんいちばん好きなメンバーもいたけど、ほんとみんな好きでSnow Manっていうグループを好きになったのでぜんぜん気持ちが整理できなかった。
私は重めのオタクなので、好きなグループとか自担に対して「運命」って言葉を使いがちなんだけど、Snow Manさんとの出会いもまるで何かに導かれたみたいに運命的だと思ってるから、それがどうしてこんなことになっちゃったのかなって。
あの日あのまま札幌にいることを選択してれば。飛行機が遅れてたら。バスも乗り遅れてたら。友達にドタキャンされなかったら。あの時間に会場に近づかなければ。
できることならあの日の自分にDメールを送りたい。佐久間さん、シュタゲは好きなのかな?
でもきっと私のことだから、ぜったいどこかで出会ってしまってたと思う。運命だもん。
って自分で言う前に友達に「でもあなたのことだから絶対出会ってたと思うよ」って言われて笑った。さすが私のことよくわかってる。
南座は行く予定じゃなかったけど、どうしても6人に会いたくなってしまって行くことにした。
チケットが見つかってからの十数時間だけは、17日以来久々に純粋に現場を楽しみにする気持ちを味わえてほんとに嬉しかった。
でもどうやら私の希望する形では見れなそうなことがわかって、もうどうやっても会えないって思ったらやっぱり苦しい。
クソクソド新規のにわかの私がほんとにおこがましいのもわかってる。わかったようなこと言うのも差し出がましいって思う。ほんとにごめんなさい。
だけど短い時間の中での素敵な思い出が多すぎる。エモくなるには充分すぎるんだ。
「今日と言う日は、ねぇこの夏は、1度きりだよ」って歌われたことを思い出すと泣いてしまう。
私はオタクだから、夏の思い出に浴衣で花火とか水着でプールとかもない。
だけど、「8月をぜんぶくれないか」って歌われた私はあの夏確かにリア充だった。
ここまで長々書いたけど、まだ怖くて本人たちからの言葉をきちんと直視できてない。テレガイも発売日に買ったけどまだ読めてない。読めない。
ほんとは3月24日にこの目で確認して、そこで感じることがすべてだから、そしたらインタビューとかも読もうって思ってたけど、思ってたよりぜんぜん時間に猶予もないみたい。
いつか、心から自信を持って好き!って言って、君を、君たちを自担と呼べる日がきますように。